昭和の特撮ブームを代表する2人が、2025年に結ばれました!
『ウルトラセブン』でアンヌ隊員を演じたひし美ゆり子さん(77歳)と、『仮面ライダーアマゾン』で主演を務めた岡崎徹さん(76歳)。
50年以上前に出会った2人が、2025年4月に結婚を発表し、5月23日には熊本県芦北町に婚姻届を提出しました。
まさに**特撮ファンにとって夢のような「レジェンド婚」**です。
この記事では、ひし美さんのこれまでの結婚歴や、岡崎さんとの馴れ初め、そして再婚に至った理由、さらに熊本への移住の背景まで、詳しく紹介していきます。
ひし美ゆり子と岡崎徹の結婚歴まとめ
まずは、ひし美ゆり子さんの結婚歴について見ていきましょう。
ひし美さんには、これまでに3回の結婚歴があります。
最初の結婚
1回目の結婚は1975年、ひし美さんが28歳のときでした。
相手は一般男性で、お見合いによって結婚したと言われています。
この結婚を機に、ひし美さんは一度芸能界を引退しました。
しかし、結婚生活は長く続かず離婚という結果に。
この結婚では、家庭生活がうまくいかなかったようです。
2回目の結婚
2度目の結婚は1979年。当時32歳だったひし美さんは、台湾料理店を営んでいた境屋敏克さんと再婚します。
この夫とは、飲食店を一緒に経営するパートナーでもありました。
2人で店を切り盛りし、長年にわたって家庭と仕事を共に築いてきたのです。
ですが2016年11月、約37年に及ぶ結婚生活に終止符が打たれました。
ひし美さん自身のブログには「連れ合いからの三行半(みくだりはん)」、つまり夫側から離婚を切り出されたことが記されています。
「飲食店の経営難」や「生活のすれ違い」などが推測されていますが、離婚の理由については公表されていません。
3回目の結婚
そして3回目が今回の再婚です。
2025年4月、ひし美さんは岡崎徹さんと再婚しました。
岡崎さんは今回が初婚で、76歳での結婚となりました。
同年5月23日には、2人そろって熊本県芦北町の役場に婚姻届を提出。
この結婚は、2人にとって新たな人生のスタートとなりました。
出会いのきっかけと馴れ初めがすごい!
2人の出会いは、なんと50年以上前にさかのぼります。
当時、ひし美さんは『ウルトラセブン』で、岡崎さんは『仮面ライダーアマゾン』で、それぞれ活躍していました。
とはいえ、当時は恋愛関係ではなかったとのこと。
あくまで「業界の知り合い」といった関係で、共演歴もありませんでした。
ではなぜ、今になって結婚に至ったのでしょうか?
再会は2020年代に
きっかけは、2020年代に入ってからの再会です。
特撮イベントやテレビ出演などで、2人は何度か顔を合わせるようになりました。
そのうちに、自然と会話する機会が増えていったそうです。
再会を重ねるなかで、**「この人と一緒にいると落ち着く」**という気持ちが芽生えたといいます。
岡崎さんにとっても、ひし美さんと一緒にいると素の自分でいられると感じたそうです。
共通の知人もきっかけに
2人をつなぐ存在となったのが、漫画『新仮面ライダーSPIRITS』で作画を担当する漫画家の村枝賢一さんです。
共通の知人として親しく、彼を介して再会することも多かったようです。
こうした繋がりや再会の積み重ねが、2人を恋愛へと導いていったのです。
まさに、「自然な流れで親密になっていった」という言葉がぴったりですね!
二人の関係に転機が訪れた理由
長い人生の中で、何度もすれ違ってきた2人。
しかし、それぞれの経験を重ねた今だからこそ、再び強く惹かれ合うようになったのです。
結婚観の変化
ひし美さんは、過去の結婚・離婚を通じて**「結婚は理想だけでは続かない」**ということを実感してきました。
若い頃は、「こうあるべき」といった理想が強かったと言います。
でも、年齢を重ねる中で、**「無理せず、自然体で過ごせる相手こそが大切」**だと気づいたそうです。
そして、岡崎さんとはその価値観がぴったり一致したのです。
お互いが無理せず、自分らしくいられる関係こそが理想。
それが、今回の結婚の大きな後押しになったのです。
穏やかに支え合える関係を求めて
再婚に踏み切ったもう一つの理由は、「支え合いたい」という思いです。
人生も後半に入り、派手な暮らしではなく、落ち着いた毎日を望むようになった2人。
華やかな芸能界で活躍してきたからこそ、今は静かな日常に価値を感じているのかもしれません。
「一緒にいて疲れない」「そばにいるだけで安心できる」
そんな関係を築ける相手が見つかったからこそ、再婚という選択に至ったのです。
白石一弘氏撮影(読売新聞)
熊本移住の背景と現在の暮らし
結婚と同時に、大きな決断をした2人。
それが、熊本県芦北町への移住です。
ふたりにはもともと熊本に縁があったわけではありません。
では、なぜ芦北町を選んだのでしょうか?
自然と静けさに惹かれて
きっかけは、やはり共通の知人・村枝賢一さんの存在です。
村枝さんは芦北町を拠点に活動しており、その地域の魅力を2人に伝えていました。
話を聞くうちに、「この町で新しい生活を始めたい」と思うようになったそうです。
芦北町は自然豊かで、海と山に囲まれた落ち着いた町。
芸能界の喧騒とは対照的な、静かでのびのびとした生活が送れる場所です。
新生活の夢もスタート
2025年5月23日、ふたりは芦北町の役場に婚姻届を提出しました。
今後は、この町でカフェを開く構想もあるとのこと!
「落ち着いた雰囲気の、地元の人がゆっくりできる店を作りたい」と語っています。
人生の最終章を、この町で穏やかに過ごす。
そんな未来に、2人は希望を感じているのです。
まとめ
ひし美ゆり子さんと岡崎徹さんの結婚は、まさに「特撮ファンの夢が叶った瞬間」でした。
過去の結婚と離婚を経て、ようやく見つけた理想のパートナー。
50年越しの再会がきっかけとなり、2人はお互いを支え合える関係を築き始めました。
年齢を重ねてからの再婚。
それは決して遅すぎることではありません。
むしろ、今だからこそ得られる「安心感」と「信頼関係」がそこにはあります。
熊本・芦北町という新天地で、カフェ経営という新たな目標に向かうふたり。
新たな人生をスタートさせた特撮レジェンドたちの今後に、ますます注目が集まりそうです!