俳優の宮川一朗太さんが、再び注目を集めています。
理由は、かつて別居・離婚という苦しい過去を乗り越え、初孫の誕生を迎えたこと。
そして、闘病の末に亡くなった元嫁との家族再生のエピソードが語られているからです。
この記事では、宮川一朗太さんの元嫁との関係や離婚の経緯。
さらには、子どもたちとの関係や家族に起きた再生の物語を、事実に基づいてわかりやすく解説していきます。
宮川一朗太と元嫁の離婚理由
宮川一朗太さんは、1990年にフリーライターの山田佳奈子さんと結婚しました。
しかし、2005年に15年間の結婚生活に終止符を打ちます。
その原因は、宮川さんのギャンブル趣味にあったと報じられています。
特に問題になったのは、「一口馬主」として175万円を妻に内緒で投資していたことです。
この件が発覚し、2人の間で激しい口論が起きたそうです。
宮川さんは競馬好きで有名です。
当時は競馬番組のキャスターまで務めていたほどでした。
趣味としては自由かもしれませんが、家庭のお金を使ったとなると話は別です。
結果、山田さんは耐えきれず家を出て別居状態に。
それが後の離婚につながったのです。
別居から離婚までの経緯とは
別居が始まったのは2003年。
その2年後、2005年6月10日に正式に離婚届を提出しています。
実はその頃、宮川さんは「ドラクエ」にも夢中だったそうです。
家庭の会話が減り、妻は「私の話を聞いてくれない」と感じていたとのこと。
当時、2人の娘は小学校4年生と2年生。
子育てのほとんどは山田さんが担っていたそうです。
しかし、最終的に子どもたちの親権は宮川さんが持つことになります。
離婚後はシングルファーザーとして、宮川さんが娘たちを育てました。
娘たちとの現在の関係
宮川さんは離婚後、2人の娘を男手一つで育て上げました。3年間PTA会長もつとめたんだとか。
生活は楽ではなく、一時期仕事がゼロになって貯金が底をつき、学資保険にも手をつけたこともあったそうです。
それでも、娘たちの将来のために全力で頑張ったのです。
2014年に出演した『徹子の部屋』では、娘からの感謝の手紙に男泣きする場面も。
その手紙にはこう綴られていました。
「今こうして笑って過ごせるのはお父さんのおかげです」
この言葉に、スタジオも視聴者も感動！
2025年現在、娘たちは31歳と29歳になり、それぞれ社会人として自立しています。
父と娘、今でも良好な関係を築いているようです。
下の娘さんが婚姻届を出す前日に、「（お父さんの）子供で幸せだった、本当にありがとう」と長いLINEをくれたことがすごく嬉しかったと語っています。
テレ朝POSTより
宮川一朗太に初孫が誕生！
そして2023年、待望の初孫が誕生！
宮川一朗太さんは、SNSでその喜びを報告しています。
「まさか自分が“おじいちゃん”になるなんて」と、嬉しそうに語っていました。
数年前嫁いだ娘に、ついに子供ができ、無事産まれたとのこと。
おめでとう。
そして。
信じられん立場になってしまった笑#爺ちゃんとは呼ばせん
— 宮川一朗太 (@ichirota0325) August 19, 2023
初孫の存在は、彼にとって新しい希望と生きがいになっているようです。
過去には子育てに悩み、経済的に苦しんだこともありました。
それだけに、孫の誕生は格別の喜びだったに違いありません。
家族再生のきっかけは？
さらに注目されたのが、元嫁・山田佳奈子さんとの関係です。
離婚から約16年後の2021年頃、山田さんが病気を患い闘病生活を始めました。
病名等は公表されていませんががんだったのではないかと噂されています。
その後、なんと彼女は宮川さんの家で療養することに。
2人の娘たちとともに、宮川さんも看病に参加。
そして2023年3月、山田さんは57歳という若さで亡くなりました。
宮川さんは、SNSでその事実を公表。
「いろいろあったけれど、娘たちを産んでくれたことに感謝している」とコメントしています。
病と闘って2年半。21日、元嫁が旅立った。
何故かうちで最期を看取ることになってね。
僕と娘が見守る中、眠るように息を引き取った。57歳。
出会って、結婚して、離婚して。色んなことがあったけど、娘たちと出会わせてくれてありがとう。
安らかに。— 宮川一朗太 (@ichirota0325) March 24, 2023
離婚後も関係は完全には修復できなかったものの、闘病中は家族としての時間を持つことができ、最期は家族に囲まれて過ごしたと伝えられています。
離婚したとはいえ、最期まで家族としてのつながりを感じさせるエピソードでした。
ネットの声とファンの反応
ネット上では、「泣ける話」「感動した」といった声が多数見られます。
中には、「こんな家族の形もあるんだね」と共感するコメントも！
また、近年のテレビ出演では、そうした過去や家族への思いを語る機会も増えています。
この再注目のタイミングで、宮川さんの人柄に再びファンが集まっている印象です。
今後の活躍にも期待が高まっています。
まとめ
宮川一朗太さんは、1990年に結婚し、2005年に離婚。
その後、シングルファーザーとして娘たちを育て上げました。
競馬好きによる金銭トラブルや家庭内のすれ違いで離婚という選択をしたものの、2021年以降、元妻が闘病する中で家族として再び支え合う関係に。
そして2023年には山田さんを見送り、2025年には初孫が誕生。
こうした一連の流れは、まさに家族の再生の物語といえるでしょう。
テレビで見せる穏やかな表情の裏には、深い人生経験と家族への思いがあります。
過去に起きた事実を乗り越え、今なお歩み続ける宮川一朗太さん。
その姿に、私たちは**本当の「家族のかたち」**を見せられているのかもしれません。
